70年代から活躍しているルノーの2002年アルバムです。元々インテリ・パンクでロック気質なアーティスト。50代になっても相変わらずの硬派ぶりにブラボー!声の嗄れ具合にもキャリアを感じさせその声が実に良いのです。フォーク〜パンク(パンク・ロック以前にパンクであったのだけれど)を通り抜けて来たルノーなので、説得力があるのだと想います。「Manhattan-Kaboul」でのアクセル・レッドとのデュエット曲も素晴らしいです。フォーキーなメロディ、アコーデオンや弦楽器の音色も美しい。アルバム全体から感じられるものは、ルノーというお方の失せることのない反骨精神のようなものに胸を打たれるのだと想います。
2002年作品 フランス盤 VIRGIN 【CD】
盤質:A+ ジャケット:A
【収録曲】
1. Docteur Renaud, Mister Renaud
2. Petit Pede
3. Je Vis Cache
4. Coeur Perdu
5. Manhattan-Kaboul
6. Elle a Vu le Loup
7. Tout Arreter...
8. Baltique
9. L'Entarte
10. Boucan d'Enfer
11. Mon Nain de Jardin
12. Mal Barres
13. Corsic'armes
14. Mon Bistrot Prefere