ブルターニュ出身の一人の少女ムーシュと、人形劇の一座である人形遣いの男性ミシェル、その複雑な心模様を七つの人形と共に展開される少女と男性の再生の物語。
パリを舞台に奥深い心理学的不思議なファンタジー作品で、映画やミュージカルにもなった名作です♪
建石修志の多くの挿画も物語と共に語るようです☆
(ブック データベースより)
誰にも優しくされたことがなく、しんから冷笑的で、一度だって物であれ人であれ愛したことのない35歳の男、ミシェル。七つの人形に分与されたミシェルの影の人格が最後に愛を知り癒されるまでを、絶妙のタッチで描く。
★今作は初版の装幀です(再販とは異なります)。
王国社 初版:1986年 1992年第6刷 定価1280円 全177頁
カバー付 訳:矢川澄子 装幀・装画・挿絵:建石修志
※多少ヤケ、最終ページのみ開き癖が有ります。