リディア・ランチの1980年ファースト・ソロ・アルバム『QUEEN OF SIAM』です。リディア・ランチは TEENAGE JESUS AND THE JERKSで70年代から活動開始した、当時まだ10代のニューヨークの恐るべき子供たちのお一人!甘き暗黒ロリータヴォイスは唯一無二!「NO WAVE」という用語を使い始めたお一人でもあり、「NEW WAVE」や「NO NEW YORK」とは異なる独特な耽美かつ退廃的なリディア・ランチならではの美学、個性溢れる楽曲たちは全く色褪せることなどないと思えます。パンク〜アートロック〜アヴァンポップ〜ジャジー...なジャンルを飛び越えかつ融合した実にユニークな全11曲を収録しています♪
今作LYDIA LUNCHの『QUEEN OF SIAM』は、パンクアートシーンの重要なアーティストであるリディア・ランチによる名作アルバム(リディア・ランチの代表作)です。このアルバムは、アメリカ盤の再発盤であり、限定500枚のレッド・ヴィニール仕様となっています。1980年のオリジナル・アルバムは「ZE RECORDS」から発売されました。
「QUEEN OF SIAM」というタイトルの象徴的な名前の通り、このアルバムはリディア・ランチの個性的な表現と実験的なサウンドを詰め込んだ、女王のような存在感を放つ作品です。彼女の挑発的で官能的なボーカルと鮮烈な歌詞は、聴く者に強烈な印象を与えます。