ボリス・ヴィアンの1963年作品『BORIS VIAN』です。ボリス・ヴィアンが自ら歌うシングル『Chansons "Possibles』と『Chansons "Impossibles"』が発売されたのは1955年で、オリジナル・アルバムは1956年の10インチ・アルバム『Chansons "Possibles" Et "Impossibles』です。本作『BORIS VIAN』はジャケットも新装されLPレコードとして4曲追加収録された全14曲入り作品のCD盤です。
収録曲は「陽気な屠殺業者たち」「シネマトグラフ」「原子爆弾のジャヴァ」「酒飲み」「脱走兵」「僕はスノッブ」「怒鳴られるために、此処にあらず」「コンプレックスのかたまり」他代表曲がズラリと並んでいます。また『Rock'N Roll』にも収録されていた問題曲であるマガリ・ノエルとの「Fais-Moi Mal Johnny」は賛否両論あるでしょうけれど、マガリ・ノエルの見事な歌唱表現とボリス・ヴィアンのユーモアたっぷりの悪ふざけは見事です。アヴァン・ポップなシャンソン〜フレンチ・ポップスの名曲だと思います。
1. Les Joyeux Bouchers
2. Cinématographe
3. Fais-Moi Mal Johnny
4. La Java Des Bombes Atomiques
5. La Java Des Bombes Atomiques
6. Je Bois
7. Juste Le Temps De Vivre (Poème)
8. Le Déserteur
9. Le Petit Commerce
10. Je Suis Snob
11. La Java Martienne
12. Complainte Du Progrès "Les Arts Ménagers"
13. On N'Est Pas Là Pour Se Faire Eng...
14. Bourrée De Complexes