コラリー・クレモンの2001年ファースト・アルバム『ルゥからの手紙 SALLE DES PAS PERDUS』です。”21世紀のゲンスブール”と讃えられた兄であるバンジャマン・ビオレ(バンジャマン・ビオレー)が全面的にバックアップしています。コラリー・クレモンのアイドルはジェーン・バーキンとフランソワーズ・アルディ、(80年代はヴァネッサ・パラディも)だというのも納得の愛らしいウィスパーボイスと、アルバム全体に漂うフレンチ・ボッサ、そして60年代のヌーヴェル・ヴァーグ映画の名シーンたちが蘇るような傑作アルバムです。
アルバム・タイトル曲の1曲目「Salle Des Pas Perdus」はバンジャマン・ビオレ(バンジャマン・ビオレー)とケレン・アンによる共作、「Lou」はアルバム参加もしているフランク・ル・ギャルの曲、ラストはクラシカルなワルツで終える全13曲を収録しています。参加アーティストは、バンジャマン・ビオレ(バンジャマン・ビオレー)の他に、カレンヌ・ブリュノンやアレックス・ゴファーなど、豪華な顔ぶれです♪
本作の日本盤『ルゥからの手紙』には、ボーナス・トラックとして「L'Ombre Et La Lumiere」のFPMによるリミックス・ヴァージョンが追加収録された全14曲入りです。ジャケットもフランス盤とは異なります。