ベルギーの鬼才マルク・オランデルとヴァンサン・ケニスによるアクサク・マブールの1977年ファースト・アルバム『ONZE DANSES POUR COMBATTRE LA MIGRAINE』、邦題は『偏頭痛のための11のダンス療法』です。今作は2003年発売のベルギー盤です。
1977年にこんな作品を作っているのですから、マルク・オランデルというお方はアヴァンポップ界の鬼才中の鬼才です。次作の『UN PEU DE L'AME DES BANDITS ならず者のように』と比べると、カンタベリー系譜のチェンバー・ロック〜ジャズ・ロック要素が濃いように感じますが、デューク・エリントンのカバー曲やカトリーヌ・ジョニオーのヴォーカル曲、フランスの古い童謡、ルーマニアのフォークミュージックなど、1分足らずの小曲を交えながら、ミニマル・ミュージック〜エレクトロニクス〜即興という遊び心と実験的サウンドが見事に融合したアヴァンポップ・ワールドは、既に「アクサク・マブール」です♪
1. Mercredi Matin
2. (Mit 1) Saure Gurke (Aus 1 Urwald Gelockt)
3. Animaux Velpeau
4. Milano Per Caso
5. Fausto Coppi Arrive!
6. Chanter Est Sain
7. Son Of L'Idiot
8. DBB (Double Bind Baby)
9. Cuic Steppe
10. Tous Les Trucs Qu'Il Y A La Dehors
11. Ciobane
12. The Mooche
13. Vapona, Not Glue
14. Glympz
15. Three Epileptic Folk Dances
16. Mastoul Alakefak
・ Mastoul, One Year Later (Live)
17. Comme On A Dit
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