ベルギーの鬼才マルク・オランデル率いるアクサク・マブールの1980年セカンド・アルバム『UN PEU DE L'AME DES BANDITS』です。邦題は『ならず者のように』や『無頼の徒』としても発売されていました。今作は1995年のベルギー盤です。本作ではアクサク・マブールの核となるマルク・オランデルとヴァンサン・ケニスの二人に、ハネムーン・キラーズが合流した形態となり、チェンバーロック路線によりアヴァンポップなキュートな狂気が増した唯一無二の作品です。
この再発盤CDのジャケットはカラーになっており、「Bosses De Crosses」がボーナス・トラックとして追加収録されています。この曲のヴォーカルはこれまた大好きなハネムーン・キラーズの美しくも摩訶不思議なヴェロニク・ヴァンサンです!この曲は『Recommended Records Sampler』に収録されていたレア・ナンバーでもあり嬉しい再会です。兎に角、今作『UN PEU DE L'AME DES BANDITS』は、「A Modern Lesson (Bo Diddley)」から「Bosses De Crosses」まで、パンク〜ニュー・ウェイヴにトルコ音楽やタンゴなどユニークなアヴァンポップ・サウンドで構成された名作の一枚として今後も語り継がれてゆくと思います。ヤッホー!!☆
1. A Modern Lesson (Bo Diddley)
2. Palmiers En Pots:
a. Trio (Nuits D'Argentine) b. Tango
3. Geistige Nacht (Rondo)
4. I Viaggi Formano La Gioventu (Truc Turc)
5. Inoculationg Rabies (Pogo)
6-9. Cinema (Knokke)
6. Ce Qu'On Peut Voir Avec Un Bon Microscope
7. Alluvions
8. Azinou Crapules
9. Age Routebrra! (Radio Sofia)
10. Bosses De Crosses (Bonus Track feat. The Honeymoon Killers)