大正から昭和にかけて、僅か数年の間、彗星の如くあらわれて、煌めいて消えた、童謡詩人 金子みすゞ。
幾年月を経ても古びることはなく、今を生きる私の心に深く響き続けます。
この小さな『金子みすゞ豆文庫』は1998年に発売されたものですが、もしも私が子供の頃にこの豆文庫を持っていたなら、きっと毎日持ち歩きすっかりぼろぼろに、でもとっても愛しきものとなっていたことでしょう♪
手のひらにのるようなかわいい小型本
小さくても、布張りのハードカバー。
『大漁・仙崎八景』『花のたましい』『みんなをすきに』の3冊がセットになっています。
それぞれ金子みすゞの詩を15〜18編収録しています。バッグにもポケットにも入ります。
【収録詩】
『大漁・仙崎八景』
大漁/お魚/月日貝/ほ/うらの神輿/せとの雨/鯨法会/花津浦/王子山/弁天島/小松原/極楽寺/波の橋立/大泊港/祇園社
『花のたましい』
花のたましい/土/つゆ/木/雨のあと/わらい/ぬかるみ/つもった雪/星とたんぽぽ/まゆとはか/草原の夜/すなの王国/夕顔/人なし島/月とどろぼう/さざんか/雪に
『みんなをすきに』
みんなをすきに/つばめのかあさん/お花だったら/なかなおり/色紙/いいこと/あした/わたしと小鳥とすずと/早春/海を歩くかあさま/光るかみ/仔牛/光のかご/犬/いろはかるた/夜/おかし/こころ
JULA出版局 1998年 定価1847円
96×70mm 3冊セット函入り(布張りのハードカバー)
函の角にスレがあります。破れなどはございません。
中の本の状態は概ね良いです。
ゆうメールでの発送も可能です。