オペラ華やかなりし
大正時代のメロドラマ
オペラ華やかなりし頃の浅草、日本座の舞台では今、オペラの真っ最中である。その中に、小杉麗子という可憐な踊り子がいた。その麗子に夢中になっている画学生は、なけ無しの金をはたいて毎日通ってきている。また同じ一座の山上七郎は、麗子の親代わりである事を恩に着せ、鉄成金の半田に無理やり押しつけようとしたが座長に邪魔されて失敗、その腹いせに仕返しを企てるのだった・・・。
浜本浩の新聞小説を原作に、神田生まれの島津保次郎監督が、浅草の夜景とそこに住んでいる人間の匂いを、時代の移り変わりと共にロマンチックに描いたメロドラマ。高峰三枝子・上原謙を始め、杉村春子がプリマドンナ役で歌い踊っているのも見どころである。
1937年作品 日本映画 松竹ホームビデオ 税抜定価3800円
74分 字幕スーパー モノクロ VHS 現在廃巻です。
浅草の灯 (あさくさのひ)
1937年・日本映画
監督:島津保次郎 原作:浜本浩 脚本:池田忠雄
撮影:生方敏夫 編集:吉村公三郎
出演:高峰三枝子 / 上原謙 / 杉村春子 / 笠智衆 / 夏川大二郎 / 西村青児 / 坪内美子 / 藤原か弥子 / 徳大寺伸 / 河村黎吉 他
ジャケット:A 本体:A
表紙及び本体の状態は特に問題なく鑑賞確認済みで良いです。