キャロル・ロールのSARAVAHよりリリースの1st・ソロ・アルバム。女優として、そして何よりもルイス・フューレイとの連名作品で先に知る。SARAVAHというレーベルが好きなせいか、この作品が一等お気に入り。私の弱い優しいピアノ音は全体を覆い、ルイス・フューレイならではの奇妙なデカダンなポップ感覚と軽快なタンゴの織りなす世界。そして、キャロル・ロールのどことなく気怠く浮遊する甘美なヴォイスが実に心地よい。少しダミっとした低音にもゾクっとする。ルイス・フューレイ特有のメロディ、空気感は少しケヴィン・エアーズにも通じるものを感じたりもします。
1979年作品 フランス盤 RCA/SARAVAH RSL 1072 【LP】
Gatefold Sleeve.(見開きジャケット) オリジナル盤
盤質:A+ ジャケット:A+
【収録曲】
FACE A
1. BACI BACI
2. JOUE MOI UN TANGO
3. CROQUE LA LUNE
4. TANGO DE LORCA
5. J'AI UNE CHANSON
6. SCENES DU TRAIN
FACE B
1. LA CHANSON DES VOLEURS
2. LA VALSE DE L'OUBLI
3. TOUT LE MONDE DIT
4. LES IGUANES
5. VOLE PIGEON VOLE
↓★アラン・スーション、ルイス・フューレイとの「CROQUE LA LUNE」です♪