ジョアンヌ・エチュはカナダのR.I.O.、レコメン系バンド「ジュスティーヌ」のサクソフォニストかつキーボーディストのお方。今作はジョアンヌ・エチュの1995年の1stソロ・アルバムです。参加メンバーはジャン・ドロームを中心に、ディアーヌ・ラブロッス、ピエール・タンゲー等、前衛集団のお仲間たち。ジョアンヌ・エチュのヴォーカリゼーションは驚異的ですが愛らしくもあり、様々な表情でユーモアさえ感じられます。普通にと云ったら変ですが、ちゃんと歌えるお方でもあるので、ふとしたメロディーやフレーズは叙情的ですらあります。カトリーヌ・ジョニオ、ダグマー・クラウゼ、はたまたアンヌ・シルヴェストル等も想起させる、ユニークな全9曲から成る「愛の歌の連作」です。どことなく東洋的な響きも顔を出す、レコメン系好きには秀作ですが、二者択一。揺るがぬR.I.O.精神に天晴れ!と拍手喝采なお方にはお薦めです。
歌詞カードの幾種もの挿絵も個性的です。
1995年作品 カナダ盤 Ambiances Magnetiques 【CD】
歌詞(フランス語)付
盤質:S ジャケット:S
新品同様です。
【収録曲】
1. Pourquoi S’affoler
2. Capitaine
3. Ah! Les Beaux Jours
4. Histoire A Dormir
5. Papillons De Nuit
6. Chanson De L’oreiller
7. Fleurs Eclatantes
8. Les Épices
9. La Rouquine