ジ・オトゥールズの1993年1stアルバムです。同時期の英国からスウェードやレディオヘッドが登場した頃。個人的には「裏スウェード」的なボウイ・チルドレン・バンドの登場に歓喜していたものです。タイトルの「NEW WAVE」というアルバム名も気に入り、1曲目の「Show Girl」で既に静かな感動が湧き上がる中、地味ながらも美しい残響に噎ぶのでした。
(メンバー構成)
Luke Haines - Vocals, Guitar
Alice Readman - Bass
Glenn Collins - Drums
James Banbury - Cello
ヴォーカルとギターのルーク・ヘインズがリーダーで、ベースのアリス・リードマン共に80年代にはThe Servantsでも活動していました。ギター、ベース、ドラムにチェロが加わっているのも特徴の一つだと思います。それにしても、リリシズム溢れる旋律とルークのボウイ系譜の繊細なヴォーカルは、20年経た今も色褪せぬ楽曲群だと改めて☆
1993年作品 UK盤 HUT CDHUT 7 【CD】
盤質:A ジャケット:A
【収録曲】
1. Show Girl
2. Bailed Out
3. American Guitars
4. Junk Shop Clothes
5. Don't Trust The Stars
6. Starstruck
7. How Could I Be Wrong
8. Housebreaker
9. Valet Parking
10. Idiot Brother
11. Early Years
12. Home Again