あまりにも有名なオペラのヒロイン、神話の女カルメンをゴダールが現代のパリに甦らせた。
カルメンは、かつては有名な映画監督だったが今は神経症科に入院中の伯父ゴダール(ゴダールご本人が出演)を訪ねる。彼女は自分たちの映画を監督して欲しいと頼むが、真の狙いはその撮影現場で実業家を誘拐することだった。資金集めに銀行に押し入った彼女は、そこでガードマンのジョゼフと運命の恋に落ちる。ベートーヴェンとトム・ウェイツの音楽が使われ、鮮烈な印象を残す80年代のゴダールの代表作の一作。
1983年 フランス映画 東北新社 定価3880円+税
81分 字幕スーパー Hi-Fi MONO VHS 現在廃巻です。
カルメンという名の女 / PRENOM CARMEN
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール
原作:プロスペル・メリメ
脚本:アンヌ=マリー・ミエヴィル
製作:アラン・サルド
撮影:ラウル・クタール
出演:マルーシュカ・デートメルス / ジャック・ボナフェ / ミリアム・ルーセル /
クリストフ・オーデン / イポリット・ジラルド / ジャン=リュック・ゴダール
本体:A ジャケット:A