『太陽の季節』で鮮烈なデビューを飾った石原慎太郎氏の幅広き痛快交友録。時代の寵児として大学生時代に文壇デビューし、政治家としてもこの憂う日本を守るべく第一線で行動されるリーダーでもある石原氏を軸に、作家、芸能関係、スポーツ界、政治関係の人物が綺羅星のごとく登場する戦後文化史。石原氏の人間交遊録として、想い出が軽快かつ興味深く綴られた名作です。
「太陽の季節」で華々しくデビューした昭和31年、経済白書は「もはや戦後ではない」と宣言した。江藤淳、浅利慶太、小沢征爾、川端康成、黒沢明、三島由紀夫、寺山修司…時代を駆け抜けた鬼才たちとの衝撃的な出会いをつづる。(ブックデータより)
●目次●
青春の中の青春
講談旅行 文士たちの生態
三島由紀夫という存在
文壇のゴルファーたち
文士劇の迷優たち
ナイトクラブで会ったキャラクターたち
血なまぐさい世界の男たち
芸能界の変わった人たち
素晴らしいアスリートたち
政財界のビッグショットたち
日生劇場の夢
かつて同世代の仲間たち
文芸春秋 2002年 第1刷 初版 定価1714円+税 全444頁
カバー付
※全体的に綺麗な状態です。