ポール・ヘイグの1989年アルバムです。ジョセフKから逸早くエレクトリック・ポップへと移行した折の世間の批評は決して良いものではなかった。けれど、ある意味ポール・ヘイグは先駆者でもあったと思います。英国にはデヴィッド・ボウイが居る、そしてニューヨークにはヴェルヴェット・アンダーグラウンドが。そのジョン・ケイル(英国人ですが)やルー・リード、またはイギ―・ポップというニュー・ウェイヴの祖達の音楽の影響は大きい。このアルバム『CHAIN』は殊にポール・ヘイグのヴォーカルが、それらの流れを汲むスタイルであることをじっくり堪能させてくれるノーブルな作品です。
スコットランドのエジンバラ出身のポール・ヘイグ。盟友でもあるアソシエイツのアラン・ランキンがプロデュース、キーボード、ギターで参加しています。また10曲目のカッコいいナンバー「Chained」はこれまた素晴らしいヴォーカリストであったアソシエイツのビリー・マッケンジーによる楽曲です。ポール・ヘイグのジャケット・アートも好きなのですが、今作はオードリー・ヘプバーン☆
本作は1989年の「CIRCA」オリジナル盤です。UK盤ですがCDはドイツ製作です。後に「チェリーレッド」より再発されました。
1989年作品 UK盤 CIRCA CIRCD 7 【CD】 廃盤
オリジナル盤.
盤質:A+ ジャケット:A
【収録曲】
1. Something Good
2. True Blue
3. Communication
4. Swinging For You
5. Time Of Her Time
6. Faithless
7. Times Can Change
8. Turn The Vision
9. Sooner Or Later
10. Chained
11. Ideal Of Living
↓★『まぼろし』のシャーロット・ランプリング&名曲「True Blue」を見つけました♪
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