「ニッキ・サドゥン&ザ・フレンチ・レボリューション」という名義での1989年アルバム。レーベルは「CREATION」。最初はスウェル・マップスの愛しきヘタウマ・サウンドで知ったニッキ・サドゥン。でも、リアルタイムは「ジャコバイツ」としての活動からで悲しい2006年の死、そして今も地味なアルバムたちに幾度も針を置く。「ギターポップ」のイベントでもかけていたりもした。全く受けないのだけれど、1人2人と「今かかってる曲は誰ですか?」と尋ねてくださったことがある。内省的な曲が多く好き。決して上手いヴォーカルではないけれど心に沁み入る...痛いほどに。もう居ない。弟のエピック・サウンドトラックスはもっと先に亡くなられた。10代から兄弟で宅録による音楽活動をされていたという。一度、東京でニッキ・サドゥンのライヴがあるというので一番前で聴いていた。東京なのに多いお客さんではなかったけれど、其々の想いはどんなに熱いものだったろう!このアルバムはニッキ・サドゥンのアルバムの中でもかなり躍動感がある。そんな時代でもあった。ローランド・S・ハワードとの共演曲も収録した全13曲入りです。
1989年作品 UK盤 CREATION 【CD】 廃盤
盤質:B+ ジャケット:A
【収録曲】
1.See My Rider
2.Murder Valley
3.French Revolution Blues
4.Breaking Lines
5.Groove
6.Sea Dog Blues
7.Great Pharaoh
8.Poor Relation
9.Wild Cathedral
10.Beethoven's Ring
11.Back To The Coast
12.Too Bad For You
13.Village Green