キング・クリムゾンの1973年の6thアルバム(ライヴ盤を含めて)の『LARK'S TONGUES IN ASPIC』邦題『太陽と戦慄』です。今日もクリムゾンは活動されていますが、解散と復活を重ね、メンバー・チェンジの数々...大変な奇才天才ツワモノ達が在籍していますので、キング・クリムゾンの軌跡はプログレッシヴ・ロック史に留まらず、英国ロック、音楽史に刻まれるもの。どれも凄いと思いますが、このアルバムの強烈なインパクト!映像を観たことがあるのですが、パーカッションのジェイミー・ミューアの存在は印象強く残っています。このアルバムで脱退なので貴重な黄金期メンバーと言われる中での名盤の一枚です。やはり、1曲目の13分を超える「Larks' Tongues In Aspic, Part One」の迫力に鷲摑み!初めて聴いた折は80年代初頭でしたが今も変わりません。凄いです!緊張感というのか、どのパートも驚異なのでアルバム最後まで聴くとかなり心臓に悪いのですが、聴かせてしまうのでやはり恐ろしい名盤です。この時期のロバート・フリップは黒魔術(秘儀)に傾倒されていた時期だとのことです。この後の作品も名盤が続きます。