1981年発売の「サム・ビザール SOME BIZZARE」レーベルのコンピレーション・アルバム『SOME BIZZARE ALBUM』です。まだブレイク前のデペッシュ・モード、マット・ジョンソンのザ・ザ、Bムーヴィー、ソフト・セル、ブラマンジェ等の初期音源や、その後どうしたのだろう...というマニアックなアーティスト達によるレア音源が全12曲収録されています。ポストパンク〜ニュー・ウェイヴ、殊にエレクトロポップ〜ダブ風のユニークな楽曲が並んでいます。
「Jell」のON-U風のダークなナンバーはエリック・ランダムによるもので、気怠い女性ヴォーカルはリン・ウォルトンなので「Eric Random And The Bedlamites」の前身バンドのようです。個人的に最も感激したのは「The Fast Set」で、なんと!!デヴィッド・ナイトとピート・ファルギアが一緒に組んでいたバンドで、ティラノザウルス・レックス T.REXの「The King Of The Rumbling Spires」をカバーをしています。ファイヴ・オア・シックス Five Or Sixやカール・ブレイクのShock Headed Peters以前のデヴィッド・ナイトということになります。デヴィッド・ナイトとピーター・ファルギアは、麗しの暗黒才媛ダニエル・ダックスのバック・メンバーとして活躍していた方々です。蛇足ながら、ダニエル・ダックスを京都公演で体験しました懐かしき光景が蘇ります。デヴィッド・ナイト♪
1981年作品 UK盤 Some Bizzare BZLP 1 【LP】
コーティング・ジャケット
with Inner sleeve. インナースリーヴ付(A)
盤質:A ジャケット:B
*ジャケット上部にややスレ等(1cm位)あります。
【収録曲】
FISH SIDE
1. Illustration / Tidal Flow
2. Depech Mode / Photographic
3. The The / Untitled
4. B Movie / Moles
5. Jell / I Dare Say It Will Hurt A Little
6. Blah Blah Blah / Central Park
LAMP SIDE
1. Blancmange / Sad Day
2. Soft Cell / The Girl With The Patent Leather Face
3. Neu Electrikk / Lust Of Berlin
4. Naked Lunch / La Femme
5. The Fast Set / The King Of The Rumbling Spires
6. The Loved One / The Observations