エマニュエル・ベアールが第二次大戦後から植民地戦争へとなだれ込む動乱のフランスを舞台に、自らの情熱的な愛に揺れる一人の女の姿を演じたラブ・ロマンス。フランスからベルリン、そしてシリアへ...。
『インドシナ』に続くレジス・ヴァルニエ監督のセンセーショナル作品ながら、それほど評価は得ていないようにも思います。フランスの激動の歴史、そしてお気に入りのダニエル・オートゥイユとジャン=クロード・ブリアリ共演も嬉しい限りです。それにしても、エマニュエル・べアールのエロティシズム溢れる大胆な迫真の演技が凄いです。べアールは主人公ジャンヌとの共通点が多いとインタビューで語っていたのを思い出します。
1995年 フランス映画 コロンビア 定価15800円
99分 字幕スーパー STEREO Hi-Fi VHS 現在廃巻です。
フランスの女 / UNE FEMME FRANCAISE
監督:レジス・ヴァルニエ
製作:イヴ・マルミオン
脚本:アラン・ル・アンリ / レジス・ヴァルニエ
撮影:フランソワ・カトンネ
音楽:パトリック・ドイル
出演:エマニュエル・ベアール / ダニエル・オートゥイユ / ガブリエル・バリリ
ジャン=クロード・ブリアリ / ジュヌヴィエーヴ・カシユ
ジャケット:A- 本体:A-