ビクトリア・アブリル主演、ペドロ・アルモドバル監督の1991年のスペイン映画『ハイヒール』のサントラです。坂本龍一さんが担当したサウンドトラック作品の中でも、「サントラ」然とした雰囲気がとても気に入っています。

また、スペインの女性ヴォーカル ルス・カサルが「別離（わかれ）」と「私の命」の2曲を歌っています。殊にミーナやダリダの歌唱で有名な「別離（わかれ）」のスペイン語ヴァージョンが聴けるので感動したものです。この曲はミーナで知ったのですがオリジナルは1963年のニノ・フェレールによる「C'est Irreparable」なのです。ニノ・フェレール版も渋いです！森進一さんに歌って頂きたいような☆


坂本の音楽は,小編成のストリング・アンサンブル、ピアノ・ソロなどの小品を中心に,彼の個性を押し出すのではなく、古典的な映画音楽のイメージに沿って甘く、叙情的に展開。（「CDジャーナル」データベースより）

1992年　US盤　Antilles　【CD】　

盤質：A+　ジャケット：A

【収録曲】
1.　Main Theme
2.　Tacones Lejanos
3.　Trauma
4.　Becky's Guitar
5.　Plaza
6.　Kisses
7.　Un Año De Amor
8.　El Cucu #1
9.　El Cucu #2
10.　Murder
11.　Interrogation
12.　Driving To Confess
13.　Tele 7
14.　Rebecca's Arrest
15.　Piensa En Mi
16.　Autumn Sonata
17.　Released Rebecca
18.　Letal's Secret
19.　Ambulance Ride
20.　End Title




↓★ルス・カサルのシャンソン「Un Año De Amor」（「別離（わかれ）」）です。
映画『ハイヒール』より♪