サイモン・ラッセルとジム・ジョンストンによるモンク&カナテラの1995年の2nd・シングルです。ポーティスヘッドに「A Tribute to Monk and Canatella」という曲があるように、モンク&カナテラ結成以前から、サイモン・ラッセルはポーティスヘッドのジェフ・バロウとの交流が知られています。そんなブリストル繋がりもあり、モンク&カナテラは“男性版ポーティスヘッド”とも呼ばれていました。
本作はドローンとした気怠いシネマティックな響きとブレイクビーツなサウンドが織り成す初期名作シングルです。「I Can Water My Plants」は彼等のメロウな歌ものとしての大名曲で、この12インチ・シングルでは1曲目の5分35秒のロング・ヴァージョンと4分5秒のラジオ・ヴァージョン、さらにインスト・ヴァージョンを収録しています。