1979年のザ・スリッツのデビュー・アルバム『カット』に、ボーナストラックが2曲追加されたものです。私のNewWave体験はこの作品が既にリリースされていた頃で、まだレコードを少ししか持っていなかった頃の一枚です。なので、その衝撃を語るととても長くなるのですが簡潔に。パンク、ニュー・ウェイヴの初期の中、メンバーが女性ばかりという構成で、しかも早い段階でのダブ、レゲエの吸収。デニス・ボーヴェルの参加が大きく効いています。その後、マーク・スチュワート率いるポップ・グループとのカップリング作品や“Y”レーベルへの参加。アリ・アップの天性のヴォーカル、そしてこのジャケットに驚いたものです。人脈はかなりややこしいのですが、レインコーツへとも繋がっています。また、クラッシュとは元々友人ですし、スージー&ザ・バンシーズに加入する前のバッジーや、キース・レヴィン、"ON-U"などなど...とても凄いです。
1979年作品 2001年発売 日本盤 ユニヴァーサル 【CD】 廃盤
帯・解説・英文ライナー対訳付
盤質:S ジャケット:A+
【収録曲】
1. インスタント・ヒット
2. ソー・タフ
3. スペンド・スペンド・スペンド
4. ショップリフティング
5. FM
6. ニュータウン
7. ピンポン・アフェア
8. ラヴ・アンド・ロマンス
9. ティピカル・ガールズ
10. アドヴェンチャーズ・クロース・トゥ・ホーム
11. 悲しい噂
12. リーベ・アンド・ロマンス (スロー・ヴァージョン)
↓★ザ・スリッツの「ティピカル・ガールズ」です♪