商品詳細
V.A. / PILLOWS & PRAYERS CHERRY RED 1982-1983 【LP】 UK CHERRY RED ORG.
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凄い顔ぶれ!名曲揃い!1982年発売の『チェリー・レッド』の名盤の一枚。「ネオアコ名盤」とも云われているけれど、全曲「ネオアコ」ではなく、また全曲「ニュー・ウェーヴ」でもない。けれど、このオムニバス・アルバムは「ニュー・ウェーヴ」の名盤の一枚だと想う。どれも個性溢れる楽曲たち。
中でも特に個人的なお気に入り&付随する想い出の曲を軽く綴ってみると、1曲目の「Five Or Six(ファイヴ・オア・シックス)」。アルバムのトップを飾る曲はとても重要だと想うので、文句無く最高の始まりです。良い曲です。そして、2曲目は「The Monochrome Set(モノクローム・セット)」のラフ・トレードからの初期名曲です。素敵なビドはニュー・ウェイヴ界の貴公子です(ちなみに、ニュー・ウェイヴ界の王子さまはサイモン・ターナーな私)。段々高揚してゆくリスナー心理を見事に捉えた曲順も凄い。そして、「Thomas Leer(トーマス・リア)」の哀愁エレポップ調の胸に沁み入る名曲で既に「名盤!」となっていたと想う。
心は満たされ歓喜に溢れる中、4曲目は「Tracey Thorn(トレイシー・ソーン)」です。嘗てニコ(NICO)も絶賛していたニュー・ウェイヴ界の大いなる歌姫です。物憂げな歌声に美をも感じます。そして、5曲目は公私に渡る相棒でもある「Ben Watt(ベン・ワット)」と続きます。もうこれは凄い!素晴らしいとしか云えない流れ。そして、6曲目は「Kevin Coyne(ケヴィン・コイン)」で当時は聞き馴れていなかったお方だったけれど、後に我が心の歌姫のお一人でもあるダグマー・クラウゼとの作品を聴き、このケヴィン・コインというお方に一目置くようにもなった次第。7曲目の「Piero Milesi(ピエロ・ミレジ)」はイタリアのお方で1分強の小さな優しい曲。A面のラストの「Joe Crow(ジョー・クロウ)」の曲も大好き!チープながら哀愁エレ・ポップ路線なのでお気に入り!と、ここまで23分強。人間の集中力の計算までされているかのようです。
そして、心はバラ色のまま、そおっとB面に裏返し針を置く。A面の感動は断たれることなく1曲目は「Marine Girls(マリン・ガールズ)」で始まる。トレイシー・ソーンが学生時代に結成したガールズ・ユニットです。そして、2曲目は「Felt(フェルト)」と来ます。もうこの時点で歓喜する心は宙を舞う。何故って、ローレンスだもの!あのローレンスの寂しげなお顔のジャケットを「美しい!」と想い音も知らないのに購入した愛おしきセピアの刻が蘇ります。そして、3曲目は「Eyeless In Gaza(アイレス・イン・ギャザ)」と続く。モノクローム・セットやフェルト同様に単独でのアルバムを集めていたのでフェイヴァリット・ナンバーは多い。4曲目は「The Passage(パッセージ)」。このアルバムで知ったバンドで後にアルバムを聴くことができた。次の5曲目は「Everything But The Girl(エヴリシング・バット・ザ・ガール)」。トレイシー・ソーンとベン・ワットのこのオムニバス中、後々最も大きく飛躍されていったユニット。そして、6曲目は「Attila The Stockbroker(アッティラ・ザ・ストックブロッカー)」というこれまた知らないバンド登場。フォークがパンクでもあることは古今東西多々ある。そんなポエトリー。7曲目は「The Misunderstood(ミスアンダーストッド)」です。「チェリー・レッド」はこのように英国の60年代音源の再評価も行って来た。この「ミスアンダーストッド」というと、私の英国二大メイル・ヴォーカリスト(お一人は勿論ボウイ!)であるピーター・ハミル先生率いるヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレイターのガイ・エヴァンスとニック・ポーターも在籍していたロック・バンド。この曲でのメンバーではないようだけれど素晴らしいです。そして、8曲目は「The Nightingales(ナイチンゲールズ)」で、ロバート・ロイドがヴォーカルで、この曲以外にも名曲は多い。また、ジョー・クロウとも交流が深い。そして、ナイチンゲールズも「ラフ・トレード」に在籍していました。そして、ラスト曲は「Quentin Crisp(クェンティン・クリスプ)」の朗読で終る。作家かつ俳優でもあったお方で美老人でもありました。
トータルして優れた作品なので、寄せ集め盤ではない。この少女のジャケットもインパクトは強い。ジャケット・アートはとても重要だと想う。また、ニュー・ウェイヴとか80’sというと、チャラチャラして下手でクダラナイ...などなどの批判を浴びて来ましたが、黙して聴き続け、今なお聴いております。隠れプログレでもあったのですが、素晴らしい演奏テクニックを誇るプログレやハードロック界の名プレーヤーに劣らぬ方々も、ニュー・ウェイヴ界にも存在します。まったく下手でそこが可愛いというバンドもあるので楽しいのです。
このオムニバスの中では、モノクローム・セットのギタリストであるレスター・スクエアの醸し出すセンス。とってもカッコいいのです!テクニック至上主義ばかりでは心は満たされない。そもそも、パンクやニュー・ウェイヴとは迸る豊かな感性、恵まれない音響設備の中で、ユニークかつ斬新なアイデアを駆使しての自己表現を始めたのでしょうから☆
1982年作品 UK盤 CHERRY RED Z RED 41 【LP】
チェリーレッド・オリジナル盤
w/inner sleeve(インナースリーヴ付)
盤質:A- ジャケット:A
*inner sleeve:B
【収録曲】
SIDE 1
1. Five Or Six / Portrait
2. The Monochrome Set / Eine Symphonie Des Grauens
3. Thomas Leer / All About You
4. Tracey Thorn / Plain Sailing
5. Ben Watt / Some Things Don't Matter
6. Kevin Coyne / Love In Your Heart
7. Piero Milesi / Modi 2
8. Joe Crow / Compulsion
SIDE 2
1. Marine Girls / Lazy Ways
2. Felt / My Face Is On Fire
3. Eyeless In Gaza / No Noise
4. The Passage / Xoyo
5. Everything But The Girl / On My Mind
6. Attila The Stockbroker / A Bang And A Wimpey
7. The Misunderstood / I Unseen
8. The Nightingales / Don't Blink
9. Quentin Crisp / Stop the Music for a Minute
↓★モノクローム・セットの「Eine Symphonie Des Grauens」です♪
中でも特に個人的なお気に入り&付随する想い出の曲を軽く綴ってみると、1曲目の「Five Or Six(ファイヴ・オア・シックス)」。アルバムのトップを飾る曲はとても重要だと想うので、文句無く最高の始まりです。良い曲です。そして、2曲目は「The Monochrome Set(モノクローム・セット)」のラフ・トレードからの初期名曲です。素敵なビドはニュー・ウェイヴ界の貴公子です(ちなみに、ニュー・ウェイヴ界の王子さまはサイモン・ターナーな私)。段々高揚してゆくリスナー心理を見事に捉えた曲順も凄い。そして、「Thomas Leer(トーマス・リア)」の哀愁エレポップ調の胸に沁み入る名曲で既に「名盤!」となっていたと想う。
心は満たされ歓喜に溢れる中、4曲目は「Tracey Thorn(トレイシー・ソーン)」です。嘗てニコ(NICO)も絶賛していたニュー・ウェイヴ界の大いなる歌姫です。物憂げな歌声に美をも感じます。そして、5曲目は公私に渡る相棒でもある「Ben Watt(ベン・ワット)」と続きます。もうこれは凄い!素晴らしいとしか云えない流れ。そして、6曲目は「Kevin Coyne(ケヴィン・コイン)」で当時は聞き馴れていなかったお方だったけれど、後に我が心の歌姫のお一人でもあるダグマー・クラウゼとの作品を聴き、このケヴィン・コインというお方に一目置くようにもなった次第。7曲目の「Piero Milesi(ピエロ・ミレジ)」はイタリアのお方で1分強の小さな優しい曲。A面のラストの「Joe Crow(ジョー・クロウ)」の曲も大好き!チープながら哀愁エレ・ポップ路線なのでお気に入り!と、ここまで23分強。人間の集中力の計算までされているかのようです。
そして、心はバラ色のまま、そおっとB面に裏返し針を置く。A面の感動は断たれることなく1曲目は「Marine Girls(マリン・ガールズ)」で始まる。トレイシー・ソーンが学生時代に結成したガールズ・ユニットです。そして、2曲目は「Felt(フェルト)」と来ます。もうこの時点で歓喜する心は宙を舞う。何故って、ローレンスだもの!あのローレンスの寂しげなお顔のジャケットを「美しい!」と想い音も知らないのに購入した愛おしきセピアの刻が蘇ります。そして、3曲目は「Eyeless In Gaza(アイレス・イン・ギャザ)」と続く。モノクローム・セットやフェルト同様に単独でのアルバムを集めていたのでフェイヴァリット・ナンバーは多い。4曲目は「The Passage(パッセージ)」。このアルバムで知ったバンドで後にアルバムを聴くことができた。次の5曲目は「Everything But The Girl(エヴリシング・バット・ザ・ガール)」。トレイシー・ソーンとベン・ワットのこのオムニバス中、後々最も大きく飛躍されていったユニット。そして、6曲目は「Attila The Stockbroker(アッティラ・ザ・ストックブロッカー)」というこれまた知らないバンド登場。フォークがパンクでもあることは古今東西多々ある。そんなポエトリー。7曲目は「The Misunderstood(ミスアンダーストッド)」です。「チェリー・レッド」はこのように英国の60年代音源の再評価も行って来た。この「ミスアンダーストッド」というと、私の英国二大メイル・ヴォーカリスト(お一人は勿論ボウイ!)であるピーター・ハミル先生率いるヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレイターのガイ・エヴァンスとニック・ポーターも在籍していたロック・バンド。この曲でのメンバーではないようだけれど素晴らしいです。そして、8曲目は「The Nightingales(ナイチンゲールズ)」で、ロバート・ロイドがヴォーカルで、この曲以外にも名曲は多い。また、ジョー・クロウとも交流が深い。そして、ナイチンゲールズも「ラフ・トレード」に在籍していました。そして、ラスト曲は「Quentin Crisp(クェンティン・クリスプ)」の朗読で終る。作家かつ俳優でもあったお方で美老人でもありました。
トータルして優れた作品なので、寄せ集め盤ではない。この少女のジャケットもインパクトは強い。ジャケット・アートはとても重要だと想う。また、ニュー・ウェイヴとか80’sというと、チャラチャラして下手でクダラナイ...などなどの批判を浴びて来ましたが、黙して聴き続け、今なお聴いております。隠れプログレでもあったのですが、素晴らしい演奏テクニックを誇るプログレやハードロック界の名プレーヤーに劣らぬ方々も、ニュー・ウェイヴ界にも存在します。まったく下手でそこが可愛いというバンドもあるので楽しいのです。
このオムニバスの中では、モノクローム・セットのギタリストであるレスター・スクエアの醸し出すセンス。とってもカッコいいのです!テクニック至上主義ばかりでは心は満たされない。そもそも、パンクやニュー・ウェイヴとは迸る豊かな感性、恵まれない音響設備の中で、ユニークかつ斬新なアイデアを駆使しての自己表現を始めたのでしょうから☆
1982年作品 UK盤 CHERRY RED Z RED 41 【LP】
チェリーレッド・オリジナル盤
w/inner sleeve(インナースリーヴ付)
盤質:A- ジャケット:A
*inner sleeve:B
【収録曲】
SIDE 1
1. Five Or Six / Portrait
2. The Monochrome Set / Eine Symphonie Des Grauens
3. Thomas Leer / All About You
4. Tracey Thorn / Plain Sailing
5. Ben Watt / Some Things Don't Matter
6. Kevin Coyne / Love In Your Heart
7. Piero Milesi / Modi 2
8. Joe Crow / Compulsion
SIDE 2
1. Marine Girls / Lazy Ways
2. Felt / My Face Is On Fire
3. Eyeless In Gaza / No Noise
4. The Passage / Xoyo
5. Everything But The Girl / On My Mind
6. Attila The Stockbroker / A Bang And A Wimpey
7. The Misunderstood / I Unseen
8. The Nightingales / Don't Blink
9. Quentin Crisp / Stop the Music for a Minute
↓★モノクローム・セットの「Eine Symphonie Des Grauens」です♪