マイーザの『夜のカンソン』は、1966年から1972年まで、マイーザが30代の頃の作品からの編集盤として1992年に発売されたものです。“ブラジルのビリー・ホリデイ”とも謳われたお方で、波乱の生涯を送った伝説の歌姫でもあります。実生活でも20数回もの自殺未遂を起こしたと云われるように、今作中の楽曲でも「死」という言葉が印象深く残ります。深くハスキーな歌声で「生と死」が常に隣り合わせに在ることを教えてくださるようなマイーザの世界。
ボサノヴァのスタンダードや自作曲、ジャック・ブレルのカバー等からなる全12曲を収録しています。
1992年作品 日本盤 BMGビクター 【CD】 廃盤
解説・歌詞・対訳付 帯無
盤質:A+ ジャケット:A
【収録曲】
1. 小舟
2. ばらの日
3. ジマイス〜くずれた世界〜わかって欲しかったのに
4. 自由の歌
5. オサーニャの歌
6. 歴史はくり返す
7. 行かないで
8. トリステーザ
9. 春~ユリディスのワルツ〜夜明けの歌
10. 題名のない歌
11. 愛に死す
12. ビリンバウ