『カルメンという名の女』(1983年)は、劇場用映画から遠のいていたゴダールが80年代に入り、『勝手に逃げろ・人生』(1980年)『パッション』(1982年)に続いて手がけた第3作目。ビゼーのカルメンではなく、ゴダールのカルメンを構築し、、スピーディーな場面展開と名手ラウル・クタールの映像美、更にベートーヴェンの弦楽四重奏曲を全編に奏で、見事なラブ・ストーリーを作り上げる。主演はオランダの新星マルーシュカ・デートメルスがカルメン役、またクレール役のミリアム・ルーセル共に美しい!
歌はトム・ウェイツの「Ruby's Arms」が印象的に使われています。
1983年 フランス映画 パック・イン・ビデオ 定価14800円
85分 字幕スーパー Hi-Fi MONO VHS 現在廃巻です。
カルメンという名の女 / PRENOM CARMEN
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール
原作:プロスペル・メリメ
脚本:アンヌ=マリー・ミエヴィル
製作:アラン・サルド
撮影:ラウル・クタール
出演:マルーシュカ・デートメルス / ジャック・ボナフェ / ミリアム・ルーセル /
クリストフ・オーデン / イポリット・ジラルド / ジャン=リュック・ゴダール
本体:A ジャケット:A