著者がコペル君の精神的成長に託して語り伝えようとしたものは何か。それは、人生いかに生くべきかと問うとき、常にその問いが社会科学的認識とは何かという問題と切り離すことなく問われねばならぬ、というメッセージであった。著者の没後追悼の意をこめて書かれた「『君たちはどう生きるか』をめぐる回想」(丸山真男)を付載。岩波書店 初版1982年 定価700円+税 全339頁岩波文庫 2001年 第47刷 カバー付 ※カバー天スレ・小口少ヤケあります。中のページの状態は良いです。関連記事: 『君たちはどう生きるか』著:吉野源三郎★15歳の少年コペル君とおじさんのNoteで綴られた名著