すべての生き物は神によって創られた―そう信じられていた19世紀のイギリスで、自然淘汰による「進化論」を発表し、世界を揺るがせた博物学者チャールズ・ダーウィン。学校嫌いの少年が、やがて青年になり調査船ビーグル号で、未知の世界―南米、ガラパゴス諸島をめぐる航海に乗りだし生命の神秘に迫る偉大な科学者になったのだ…。
好奇心と真摯な情熱に満ちたダーウィンの生涯を、コールデコット賞推薦を受けた絵本作家が息をのむほど美しい絵で重層的に描き上げた傑作絵本。2004年のボローニャ国際児童図書展ノンフィクション大賞を受賞したほか、数々の賞を受賞。一度ページを開けば、ページの隅から隅までじっくり読みたくなる一冊です。
徳間書店 2005年初版発行 2007年第2刷 定価1700円+税
カバー上部のみヨレがあります。
中のページの状態は良いです。