豪奢な邸宅に住み、絢爛たる栄華に生きる謎の男ギャツビーの胸の中には、一途に愛情を捧げ、そして失った恋人デイジーを取り戻そうとする異常な執念が育まれていた・・・。第一次世界大戦のニューヨーク郊外を舞台に、狂おしいまでにひたむきな情熱に駆られた男の悲劇的な生涯を描いて、滅びゆくものの美しさと、青春の光と影が漂う憂愁の世界を華やかに謳いあげる。(カバーより)
1922年、F・スコット・フィッツジェラルドは、「何か新しいもの、斬新で美しくて質素なもの、手のこんだ構成のもの」を書くと宣言した。それが、彼の代表作にして最高傑作である、『The Great Gatsby』(邦題『グレート・ギャッツビー』、または『華麗なるギャツビー』)だ。「ジャズ・エイジ」の光と影を描いた本書は、狂欄の1920年代の雰囲気をとらえた小説で、「アメリカの神話」の中で不動の地位を占めている。(BOOKデータより)
カバー表紙・袖にはロバート・レッドフォードとミア・ファローの劇中の美麗写真(5場面)掲載されています。
新潮社 昭和59年 25刷 定価280円 全253頁
新潮文庫 カバー付
※天スレ・小口経年のヤケがあります。
最終頁(解説より後)に日付の記入があります。
表紙・中のページは良い状態です。