英国のイラストレーターであり児童文学作家であるレイモンド・ブリッグス(Raymond Briggs)の作品『風が吹くとき』(1982年刊行)の映画化。実写を交えたアニメーション映画で監督はジミー・T・ムラカミ。日本語版の監修・監督は大島渚で、主人公のジムの声は森繁久彌、ヒルダの声は加藤治子。主題歌はデヴィッド・ボウイでエンディング曲他をロジャー・ウォーターズが担当。その他にもジェネシス、ヒュー・コーンウェルなどの曲も使われていた。
ロンドン郊外の田園地帯で長閑な暮らしをしている老夫婦のジムとヒルダ。ある日、ラジオからは明日にも戦争が勃発しそうな状態だというニュース。国から配給された「核戦争に生き残るための手引書」に従い、屋内にシェルターを作る。そして、「ミサイルが発射された」というニュースを受け二人は急いでシェルターへ。爆撃後はすべて真っ黒に焼けてしまった。政府からの救援隊が来ると信じながら二人は放射能に侵され日に日に衰弱してゆく・・・。
1986年 イギリス映画 朝日出版社 定価12800円
85分 字幕スーパー STEREO Hi-Fi VHS 現在廃巻です。
監督:ジミー・T・ムラカミ 日本語監修:大島渚 原作・脚本:レイモンド・ブリッグス 音楽:ロジャー・ウォーターズ 主題歌:デヴィッド・ボウイ
声の出演:ジョン・ミルズ、ペギー・アシュクロフト 声の出演(日本語吹替版):森繁久彌、加藤治子
ジャケット:A 本体:A
特に問題なく鑑賞確認済みです。
★風が吹くとき/WHEN THE WIND BLOWS★