ジス・モータル・コイル:THIS MORTAL COIL 『IT'LL END IN TEARS』 1984年
2011年06月05日
ジス・モータル・コイル(THIS MORTAL COIL)『涙の終結(IT'LL END IN TEARS)』(1984年)
ジス・モータル・コイル(ディス・モータル・コイル)の1984年の1stアルバム。このプロジェクトは「4AD」の社長でありプロデューサーでもある、アイヴォ・ワッツ・ラッセルによる企画プロジェクトで、「フェイヴァリット・ミュージシャンによるフェイヴァリット・ソング集」のような計画を実現させてしまったもの。現在までに3作品ある。この第一弾となる極めて美しい正に「涙の終結」という邦題の如く耽美的な作品。殊にティム・バックリーのカバー「警告の歌(Song to the Siren)」を歌うエリザベス・フレイザー(コクトー・ツインズ)は一級の芸術品のように美しく大好き!レコーディング中にこの曲を聴きながら涙したアイヴォ氏であったという逸話も残されている。